竹のランプシェード作り(1)

2020年2月15日

ランプシェードを竹でた編んでほしい・・とのリクエストに応えて、久しぶりにヒゴ作りを始めた。

少し短めだが、長さ4m、直径8cm程のマダケを選び、丁寧に洗ってから、9個の節の尖っている部分を竹割り包丁で少し削る。

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長い竹を扱うのは持ち運びも大変なので、まずは工房の庭で工具を使って4つ割りにしてから、竹割り包丁で半割して8本に。

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さらに半割して16本(幅15mm程)になったところで、今度は剝ぎの作業に移る。

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剝ぎは、皮と身の4:6くらいの位置に包丁を入れ、皮と身が剥がれていくV字の形を維持するのがポイントだが、竹が長いと”しなる”のでV字を維持しにくくなり、節の所で厚みが変わりやすくなるので要注意だ。

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剝ぎが終わると、再び半割して幅7.5mm程のヒゴが32本、さらに半割すると幅3.7m程のヒゴが64本。

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そのヒゴを、治具を使って幅3mmに仕上げる。

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幅が仕上がると、今度は皮の部分の厚みを1mm程になるように剝いでゆく。この作業を幅7.5mm位の時にやっておけば作業が半分で済むのだが、其のあたりは気分次第でどちらでも・・。

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一番手間がかかるのは、治具を使って厚みを0.8mmに仕上げていく工程で、節の部分は治具を通らないので1本に9の節があると往復で20回、64本だと1280回の作業が必要となる。

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それが終わると、節の部分に残ったヒゴを小刀で削り取るのだが、これも両側から削らないと厚みが均一にならないので1152回の作業が必要で、気を抜くとヒゴが折れるので慎重に・・。

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最初の頃は、ヒゴづくりが終わるとホッとしてしまい、そのまま籠を編んでいたが、さらに一手間かけて”面取り”を行うことの大切さが分かってくるとヒゴづくりも楽しくなってくる・・?

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3日間かけて仕上げたヒゴはしなやかで手触りも良く、ここまでくると籠も7割くらい出来上がったことになる・・。

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